「痛くなったら歯医者へ行く」──多くの人がそう思っています。
しかし実際には、痛みを感じた時点で、すでに病気はかなり進行していることがほとんどです。
虫歯や歯周病は、初期段階では自覚症状が出にくい“静かな病気”。気づいたときには、神経の近くまで進行していたり、歯ぐきの骨が溶け始めていたりします。
治療が必要になると、痛みだけでなく費用や時間の負担も増えます。
一方で、**痛くなる前に定期的にチェックを受ける「予防歯科」**なら、初期の段階で発見・対応が可能。
結果的に“削らず・抜かず・費用も抑えられる”という、実は一番“お得な通院スタイル”なのです。
欧米では「予防のために歯科へ行く」文化が根付いており、定期検診の受診率は80%を超える国もあります。
一方、日本ではいまだに「歯が痛くなってから」「詰め物が取れたから」といった理由での受診が多く、定期検診の受診率は約30%前後にとどまっています。
この違いは、“歯の寿命”の差としても表れます。
日本人の平均残存歯数(80歳時点)は約17本、対して予防先進国スウェーデンでは約25本。
この差の背景にあるのが「予防意識」と「定期的なメンテナンス」です。
歯を失うことは、単に“噛めない”だけではありません。栄養摂取の偏りや発音のしづらさ、さらには認知機能の低下にも関係していると報告されています。
つまり、「歯の健康を守ること」は「人生の質を守ること」でもあるのです。
歯科医師や歯科衛生士による定期チェックでは、患者さん自身では見つけにくい初期むし歯や歯石の付着を発見できます。
特に歯周病は、自覚症状が出る頃にはかなり進行していることが多いため、定期的な歯ぐき検査が重要です。
毎日の歯みがきだけでは、どうしても落としきれない汚れがあります。
専用の器具で歯石やバイオフィルム(細菌の膜)を除去することで、虫歯や歯周病の再発を予防できます。
歯面がツルツルになることで、細菌が再び付きにくくなるのもメリットです。
正しいブラッシング方法は、年齢や歯並び、使用する歯ブラシの種類によっても異なります。
予防歯科では、一人ひとりに合わせた磨き方やケア用品の提案が行われ、日々のケアの質を高めるサポートが受けられます。
痛くなってから慌てて通院するよりも、半年に1回の検診とクリーニングを習慣化する方が、
・治療回数が少ない
・費用が抑えられる
・歯の寿命が延びる
という多くのメリットがあります。
歯を失ってからでは、どんなに優れた治療をしても「元の歯」には戻せません。
“今ある歯を守るために、まだ痛くないうちに歯科へ行く”──それが最も賢い選択です。
おおいし歯科医院では、行田市にお住まいの方の「歯を守るための予防」を大切にしています。
定期検診やクリーニングのご予約は、お電話・WEBからいつでも受け付けています。
ぜひこの機会に、お口の健康チェックをしてみませんか?
行田市の歯を守る
おおいし歯科医院
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