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歯並びと虫歯・歯周病の深い関係|矯正で口の中を守るという選択

「ちゃんと歯磨きしているのに…」と思ったことはありませんか?

毎日しっかり歯を磨いている。
甘いものも控えている。
それなのに、なぜか虫歯や歯ぐきのトラブルを繰り返してしまう。

こうしたお悩みを持つ方は、決して少なくありません。
診療の中でお話を伺っていると、その原因のひとつとしてよく見えてくるのが「歯並びの乱れ」です。

歯並びというと、「見た目の問題」と思われがちですが、実は虫歯や歯周病のなりやすさとも深く関係しています。

歯並びが乱れると、なぜトラブルが起きやすいのか

歯並びが乱れている状態では、次のようなことが起こりやすくなります。

  • 歯が重なっていて歯ブラシが届きにくい
  • 汚れがたまりやすい部分ができる
  • フロスや歯間ブラシが使いにくい
  • 噛み合わせのバランスが崩れる

その結果、磨き残しが慢性的に生じやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

どれだけ丁寧に歯磨きをしても、構造的に清掃しにくい場所があれば、どうしても限界があります。
これは「磨き方が悪い」という問題ではなく、口の中の環境そのものの問題なのです。

矯正治療は「見た目を整える治療」だけではありません

矯正治療というと、
「歯をきれいに並べるための治療」
「見た目を良くするためのもの」
というイメージを持つ方が多いかもしれません。

もちろんそれも大切な要素ですが、歯科医の立場から見ると、矯正治療の本質は“口の中を清掃しやすい状態に整えること”にあります。

歯並びが整うことで、

  • 歯ブラシが当たりやすくなる
  • 汚れがたまりにくくなる
  • 歯ぐきへの負担が減る
  • 噛み合わせの力が分散される

といった変化が期待できます。

その結果、虫歯や歯周病のリスクを抑えやすい口腔環境へと近づいていきます。

「治療を減らすための矯正」という考え方

私自身、長く歯科医療に携わる中で強く感じているのは、「治療を繰り返さなくて済む口の中をつくること」の大切さです。

虫歯を削って詰める。
歯周病を治療する。
これらは必要な治療ですが、本来の理想は「そもそも治療が必要にならない状態」を目指すことです。

歯並びを整えることは、その土台づくりの一つ。
矯正治療は決して近道ではありませんが、長期的に見て口の健康を守るための投資と考えることもできます。

まとめ|歯並びは「将来の歯の健康」を左右します

歯並びの乱れは、見た目だけの問題ではありません。
日々のケアのしやすさ、虫歯や歯周病のなりやすさ、将来の歯の寿命にも関わってきます。

「何度も治療を繰り返したくない」
「できるだけ自分の歯を長く使いたい」
そう考える方にとって、矯正治療は選択肢のひとつとして知っておく価値のある治療です。

ご相談・お問い合わせのご案内

埼玉県行田市のおおいし歯科医院では、
虫歯や歯周病の治療だけでなく、将来を見据えた予防的な視点を大切にしています。

「歯並びが気になるけど、矯正が必要なのかわからない」
「自分の場合、矯正をするメリットがあるの?」
そんな疑問をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

治療を始めるかどうかは、話を聞いてから決めていただいて構いません。

あなたの歯を長く守るために、今できることを一緒に考えていきましょう。

行田市の歯を守る
おおいし歯科医院

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〒361-0071 埼玉県 行田市栄町17-11

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