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白さだけじゃない?セラミックを自然に見せる色選びのポイント

「白くしたはずなのに、なぜか浮いて見える」
「セラミックにしたのに、周りの歯と合わない気がする」
「明るくしたはずなのに、不自然に目立つ」
こうした違和感の正体は、色そのものではなく、光の当たり方や影の出方にあることが少なくありません。
セラミック治療を考える方の多くは、「何色にするか」に意識が向きがちです。しかし、自然に見えるかどうかを左右する本当のポイントは、“光と影のバランス”にあります。

 

「白い=きれい」という思い込み

 

確かに、白い歯は清潔感があり、若々しい印象を与えます。
ですが、天然の歯は決して「均一な白」ではありません。

天然歯は、
・歯の先端は光を通しやすく

・中央部はやや不透明

・歯ぐきに近い部分は影が出やすい

といった立体的な色調を持っています。

この複雑さこそが、自然さの正体です。
一方で、色見本だけを基準に「一番白い色」を選んでしまうと、
光を受けたときに平面的に見え、作り物のような印象になりやすいのです。

 

自然に見せるための“光と影”の考え方

自然なセラミックを実現するには、単純な色合わせではなく、光の反射・透過・影の出方まで含めて設計する必要があります。

 

① 明るさ(バリュー)だけで決めない

色選びでは、つい「明るさ(白さ)」に目が行きます。
しかし明るさだけを上げると、口元全体から浮いてしまうことがあります。
重要なのは、隣の歯と並んだときの調和です。
一本だけが主張しすぎない明るさを見極めることが、自然さにつながります。

 

② 透明感(トランスルーセンシー)の調整

天然歯は、光をある程度通します。
この透明感があることで、歯は軽やかで奥行きのある印象になります。
透明感が不足すると重たく、
逆に強すぎると人工的に見えるため、年齢や歯の位置に合わせた調整が欠かせません。

 

③ 影を“消す”のではなく“活かす”

自然な歯には、必ずわずかな影があります。
歯と歯の境目、歯ぐきとの移行部、歯の丸みが作る影――。
これらをすべて均一にしてしまうと、平面的で不自然な仕上がりになります。
影を適度に残すことが、結果的に自然さを高めます。

 

歯科医師の役割|色選びは「共同作業」

 

セラミックの色選びは、患者さん任せでも、歯科医師の独断でもうまくいきません。
大切なのは、患者さんの希望を理解したうえで、専門的な視点から調整することです。

・どの場面で一番きれいに見せたいのか

・仕事や生活環境での見え方

・将来的な歯ぐきの変化

こうした点を踏まえ、長く自然に見える落としどころを一緒に探していくことが重要です。

 

まとめ|後悔しないために大切なのは「色」より「考え方」

 

セラミック治療で後悔が生まれる多くの原因は、
「もっと白くすればよかった」ではなく、
「自然に見えるとは何かを知らなかった」ことにあります。

自然なセラミックとは、
✔ 白さが目立たない
✔ 光を受けたときに違和感がない
✔ 周囲の歯となじむ
こうした条件を満たした状態です。

「セラミックを考えているけれど、色選びが不安」
「自分に合う自然な仕上がりを知りたい」
そう感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
お口全体のバランスを見ながら、後悔のない選択肢をご提案いたします。

 

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