2026.08.27

夏休みに入ると、お子さんの生活リズムが少し変わりますよね。「気づいたら一日中、何かを食べたり飲んだりしている気がする…」そんなふうに感じる保護者の方は、実はとても多いんです。
プールや部活、公園遊びのあとにゴクゴク飲むスポーツドリンク。おやつの回数も、学校がある日よりぐっと増えがちです。熱中症対策としての水分補給はとても大切ですが、実はこの時期、お子さんのお口の中は虫歯にとって少し不利な状況になりやすいことをご存じでしょうか。
今回は、行田市のおおいし歯科から、夏休みならではの食習慣と飲み物のポイントを、ご家庭で今日から実践できる形でお伝えします。
虫歯は「甘いものを食べた量」よりも、お口の中が酸性になっている時間の長さに大きく左右されます。食べたり飲んだりすると、お口の中の細菌が糖を分解して酸をつくり、歯の表面のミネラルが溶け出します。これを脱灰(だっかい)と呼びます。
ただ、人のお口にはちゃんと回復力があります。唾液が酸を薄めて中和し、溶け出したミネラルを歯に戻してくれるのです。これが再石灰化(さいせっかいか)です。つまり、食事の合間にきちんと「お休み時間」があれば、歯は自分で修復していけます。
ところが夏休みは、この流れが崩れやすくなります。
回数が増えるほど、歯が休める時間は短くなります。夏休みの虫歯リスクは、量よりも「回数」と「だらだら」にひそんでいると考えていただくと分かりやすいと思います。
「スポーツドリンクは虫歯になりますか?」というご質問は、夏になると本当によくいただきます。結論からお伝えすると、スポーツドリンクそのものが悪いわけではありません。大量の発汗があるときには、水分と一緒に失われた電解質を補える有用な飲み物です。
気をつけたいのは飲み方です。多くのスポーツドリンクには糖分が含まれ、さらに飲みやすさのために酸味も加えられています。これを少しずつ長時間かけて飲み続けると、お口の中が酸性に傾いた状態が続きやすくなります。
なお、酸性の飲み物を飲んだ直後は歯の表面が一時的にやわらかくなっていることがあります。すぐに強くゴシゴシみがくより、うがいをしてしばらく時間を置いてからみがくほうが、歯にやさしい対応といえます。
おやつを我慢させる必要はありません。成長期のお子さんにとって、間食は食事の一部でもあります。大切なのは、だらだら続けないこと。
そして、夜の歯みがきは1日の締めくくりとしてぜひ丁寧に。就寝中は唾液の分泌が減り、歯を守る力が弱まります。小学生くらいまでは、仕上げみがきで奥歯の溝や歯と歯の間をチェックしてあげてください。
夏休みの虫歯リスクは、間食の回数とスポーツドリンクの「ちびちび飲み」に集まりやすくなります。逆にいえば、水分補給を水や麦茶中心に切り替え、おやつの時間を決めるだけでも、お口の環境は整いやすくなります。
とはいえ、初期の虫歯は見た目や痛みでは気づきにくいもの。まとまった時間がとれる夏休みは、フッ素塗布やシーラント、歯みがき指導など、予防のケアをじっくり受けていただける良い機会でもあります。
おおいし歯科では、行田市の子どもたちの虫歯ゼロを目指し、お子さん一人ひとりの生活リズムに合わせた予防のご提案を心がけています。「うちの子の飲み方、どうなんだろう?」といった小さな疑問でも構いません。夏休みのお口のチェックやご相談を、どうぞお気軽にお寄せください。
行田市の歯を守る
おおいし歯科医院
☎電話番号
048-564-4182
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