2026.08.21

顎関節症とは、口を開け閉めするときに使う顎関節や、顎を動かす咀嚼筋(そしゃくきん)などに不調が生じ、顎の痛みや口の開けにくさといった症状が現れる状態の総称です。
原因は一つとは限らず、歯ぎしり・食いしばり、顎への負担が大きい生活習慣、外傷など、複数の要因が関係していると考えられています。また、「噛み合わせが悪いから顎関節症になる」と単純に判断できるものでもなく、さまざまな要因を総合的に確認することが重要です。
症状の程度にも幅があり、一時的な違和感で落ち着くケースがある一方、痛みや開口障害が続いて食事や会話に支障をきたす場合もあります。
気になる症状が続いているときは、原因を自己判断せず、歯科医院で顎関節や筋肉、歯の状態などを確認してもらうことが大切です。
顎関節症では、「口を大きく開けにくい」「口を開けたり食べ物を噛んだりすると顎が痛い」「顎を動かすとカクカク・ジャリジャリと音がする」といった症状がみられます。
特に、以前より口が開きにくくなった、硬いものを噛むと顎が疲れる、朝起きたときに顎の周辺が重いといった変化は、顎関節や咀嚼筋に負担がかかっている可能性を考えるきっかけになります。
また、顎の動きが不安定になることで、「噛み合わせに違和感がある」「左右で噛んだ感覚が違う」と感じる場合もあります。
ただし、顎の音だけがあり、痛みや口の開けにくさなどを伴わない場合には、必ずしも治療が必要とは限りません。症状の種類や程度、経過を確認したうえで、治療の必要性を判断することが重要です。
顎が痛い、口が開けにくい、噛み合わせに違和感があるといった症状があっても、必ずしも原因が顎関節症とは限りません。
例えば、親知らずの周囲に炎症が起きている場合や、虫歯・歯の神経の炎症、歯周組織のトラブルなどでも、顎周辺に痛みや違和感を感じることがあります。また、顎周辺の筋肉の一時的な疲労や、外傷などが関係することもあります。
そのため、「顎が痛いから顎関節症だろう」と自己判断してしまうと、本来治療が必要な歯の病気などを見逃す可能性があります。
歯科医院では、症状が出る場所やタイミング、口の開き方、顎関節や筋肉の状態に加え、歯や歯ぐき、噛み合わせなども確認して原因を探ります。症状が続く場合や悪化している場合は、適切な診断を受けることが大切です。

顎関節症でみられる代表的な症状の一つが、口を開けたときの顎の痛みや、口を大きく開けにくくなる症状です。
食事やあくびをした際に耳の前あたりが痛む、以前より口が開かないと感じる場合には、顎関節や顎を動かす筋肉に負担がかかっている可能性があります。
症状が強くなると、大きな食べ物を口に入れにくい、長時間話すと顎が疲れるなど、日常生活に影響することもあります。
ただし、口が開けにくい原因は顎関節症だけではなく、親知らず周辺の炎症や外傷などが関係している場合もあります。
無理に口を大きく開けようとせず、痛みや開けにくさが続く場合や、急に口が開かなくなった場合には、歯科医院で顎関節やお口の状態を確認してもらうことが大切です。
口を開け閉めしたときに「カクッ」「コキッ」と音がしたり、砂をかむような「ジャリジャリ」という音を感じたりすることがあります。こうした顎関節の音は、顎関節症でみられる症状の一つです。
カクカクという音には、顎関節の中にある関節円板というクッションのような組織の位置が関係している場合があります。一方、ジャリジャリとした音は、関節を構成する骨の変化などに伴って生じることがあります。
ただし、音が鳴るだけで痛みや口の開けにくさがなく、日常生活にも支障がなければ、必ずしも治療が必要とは限りません。
顎の音に加えて痛みがある、以前より口が開きにくい、症状が変化してきたといった場合には、自己判断せず歯科医院で相談するとよいでしょう。
顎関節症では、「左右で噛んだ感じが違う」「いつもの位置で歯が合わない気がする」など、噛み合わせに違和感を覚えることがあります。
顎関節や顎を動かす筋肉に痛みや緊張が生じると、下顎の動かし方や位置が一時的に変化し、噛みにくさとして感じられる場合があるためです。
ただし、噛み合わせの違和感があるからといって、必ずしも顎関節症が原因とは限りません。虫歯、歯周病、歯の欠け、詰め物・被せ物の不具合など、歯そのものの問題が関係していることもあります。
また、歯ぎしりや食いしばりによる負担が重なっているケースもあります。
「噛み合わせが急に変わった」「特定の歯だけ強く当たる」といった違和感が続く場合には、顎関節だけでなく歯や歯ぐきも含めた診査を受け、原因を確認することが重要です。

歯ぎしりや食いしばりは、顎関節や顎を動かす筋肉に負担をかける要因の一つです。特に就寝中の歯ぎしりは無意識に起こるため、自分では気づかないまま顎周辺に負担が蓄積していることがあります。
また、日中でも緊張しているときや作業に集中しているときに、上下の歯を長時間接触させている方もいます。こうした状態が続くと、顎の筋肉に疲労や痛みが生じたり、口を開けにくいと感じたりすることがあります。
ただし、歯ぎしりや食いしばりがあるからといって、必ず顎関節症になるわけではありません。朝起きたときに顎が疲れている、歯がすり減っている、噛み合わせに違和感があるといった症状が続く場合には、歯科医院で顎関節や歯の状態を確認してもらうことが大切です。
顎関節症には、普段何気なく行っている生活習慣や癖が関係している場合があります。例えば、頬杖をつく、片側ばかりで食べ物を噛む、長時間うつむいた姿勢を続けるといった習慣は、顎や周囲の筋肉に負担をかける要因となることがあります。
また、硬い食品を頻繁に噛む、大きく口を開ける動作を繰り返すなど、顎を過度に使うことによって症状が現れるケースもあります。スマートフォンやパソコンを長時間使用する生活では、姿勢が崩れたり、集中時に上下の歯を接触させたりすることもあるため注意が必要です。
ただし、特定の癖だけを顎関節症の原因と決めつけることはできません。口が開けにくい、顎が痛いなどの症状が続く場合は、生活習慣も含めて原因を確認することが重要です。
顎関節症というと、「噛み合わせが悪いことが原因」と考える方もいますが、現在では噛み合わせだけで発症を説明できるものではなく、複数の要因が関係すると考えられています。
歯ぎしりや食いしばり、顎への過度な負担、筋肉の緊張、生活習慣などが重なり、顎関節や周囲の筋肉がその負担に適応できなくなったときに症状が現れることがあります。
そのため、噛み合わせに違和感がある場合でも、すぐに歯を削って調整すればよいとは限りません。まずは顎の動きや痛みの場所、歯の状態、生活習慣などを総合的に確認し、原因として考えられる要素を整理することが大切です。
顎の痛みや開けにくさが続いている場合には、自己判断せず歯科医院で相談しましょう。

顎関節症では、「以前と噛み方が違う」「左右の歯が均等に当たらない気がする」といった噛み合わせの違和感を覚えることがあります。
顎を動かすときには、耳の前にある顎関節だけでなく、咀嚼筋と呼ばれる周囲の筋肉も連動しています。顎関節に痛みがあったり筋肉が緊張したりすると、無意識に痛みを避けるような顎の動きになり、歯の当たり方が変わったように感じることがあります。
ただし、噛み合わせの違和感があるからといって、必ずしも歯そのものの位置が変化しているとは限りません。また、顎関節症以外の原因が隠れている場合もあります。
症状が続く場合には、噛み合わせだけを調整するのではなく、顎関節や筋肉、歯の状態まで含めて確認することが大切です。
歯ぎしりや食いしばりでは、歯や顎の筋肉、顎関節に繰り返し負担がかかります。
特に就寝中の歯ぎしりは本人が気づきにくく、朝起きたときに顎が疲れている、歯が浮いたように感じる、噛み合わせに違和感があるといった症状から気づくこともあります。
強い力が長期間加わると、歯のすり減りや欠け、詰め物・被せ物の破損などにつながり、結果として歯の当たり方に変化が生じる場合もあります。
ただし、歯ぎしりや食いしばりがある方すべてに顎関節症が起こるわけではなく、複数の要因が関係して症状が現れると考えられています。歯の摩耗や顎の疲労などがみられる場合は、噛み合わせを含めて歯科医院で状態を確認してもらうことが重要です。
噛み合わせの違和感は、顎関節症だけでなく、歯や詰め物・被せ物の状態が原因となっていることもあります。
例えば、新しく入れた詰め物や被せ物が周囲の歯より高く当たっていると、「その歯だけ先に当たる」「噛むと違和感がある」と感じる場合があります。
また、長期間使用している詰め物・被せ物の摩耗や破損、虫歯による歯質の欠損、歯周病による歯の動揺などでも、歯の接触状態が変化することがあります。
そのため、「噛み合わせがおかしい=顎関節症」と自己判断するのは適切ではありません。違和感の原因を見極めるには、顎関節や筋肉だけでなく、一本一本の歯や歯ぐき、修復物の状態まで確認し、必要な治療を検討することが大切です。

顎の痛みや口の開けにくさは、一時的な負担によるもので自然に軽減することもありますが、症状が続いている場合は注意が必要です。
顎関節症では、顎の関節や周囲の筋肉などに負担がかかることで、口を開けたときの痛みや開口しにくい状態がみられることがあります。痛みを避けようとして顎を動かす範囲が狭くなると、筋肉の緊張や動かしにくさが続く場合もあります。
また、歯ぎしりや食いしばりなど、顎への負担となる要因が継続していれば、症状を繰り返すことも考えられます。
「そのうち治るだろう」と長期間放置するのではなく、痛みや開けにくさが続く場合には、歯科医院で顎関節や筋肉、歯、噛み合わせなどの状態を確認してもらうことが大切です。
顎関節症による症状が強くなると、食事や会話、あくび、歯磨きなど、日常的な動作に支障を感じることがあります。
例えば、口を大きく開けられないことで硬いものや大きな食べ物を噛みにくくなったり、食事のたびに顎が痛んだりするケースがあります。また、顎の筋肉に負担がかかっていると、長く話した後に疲れや痛みを感じることもあります。
こうした症状が続くと、無意識に痛くない側だけで噛むなど、顎への負担を避ける動作が習慣化することもあるため注意が必要です。
噛み合わせの違和感を伴う場合も含め、生活に支障が出ているときは我慢を続けず、原因を確認したうえで症状に応じた対応を検討することが重要です。
顎の違和感が軽く、一時的に生じただけであれば経過をみることもあります。一方、顎の痛みや口の開けにくさが続く、症状が徐々に強くなる、食事に支障がある、噛み合わせが以前と違うように感じるといった場合は、歯科医院への相談を検討しましょう。
特に、口が十分に開かない・閉じにくい状態や、顎の腫れ、発熱、強い痛みなどがある場合には、顎関節症以外の病気や炎症が関係している可能性もあるため、早めの受診が大切です。
顎の痛みには歯や親知らずなどが関係しているケースもあり、症状だけで原因を判断することはできません。「顎関節症だろう」と自己判断せず、必要な診査を受けて原因を確認することが適切な対応につながります。

顎関節症が疑われる場合、まず重要になるのが、どこに痛みや違和感があるのか、口をどの程度開けられるのか、顎がどのように動いているのかを確認することです。
顎関節症では、顎の関節そのものだけでなく、頬やこめかみ周辺の筋肉に痛みが現れることもあります。そのため歯科医院では、「いつから痛むのか」「口を開けたときに痛むのか」「顎の音がするか」といった症状について詳しく確認します。
さらに、実際に口を開閉してもらい、開けられる範囲や顎の動きに左右差・ずれがないかなども診査します。
口が開けにくい、顎が痛いといった症状には複数の原因が考えられるため、症状の経過と顎の動きを総合的に確認することが診断の第一歩となります。
顎の痛みや噛み合わせの違和感がある場合は、顎関節だけを見るのではなく、歯やお口全体の状態も確認することが大切です。
歯ぎしりや食いしばりが続いていると、歯がすり減ったり、詰め物・被せ物に負担がかかったりすることがあります。また、歯の痛みを顎の痛みとして感じているケースもあるため、虫歯や歯周病、歯の破折などがないかを確認することも重要です。
歯科医院では、歯の摩耗や欠け、舌や頬の粘膜にみられる圧痕など、歯ぎしり・食いしばりを疑う所見も確認します。
噛み合わせだけを顎関節症の原因と決めつけるのではなく、生活習慣や顎にかかる負担なども含め、多角的に原因を検討することが適切な治療方針につながります。
問診やお口の中の診査だけでは顎の状態を十分に判断できない場合、必要に応じて画像検査を行います。
一般的なレントゲン検査では、顎関節を構成する骨の形態や周囲の状態などを確認できます。さらに詳しい評価が必要な場合には、CTやMRIなどの検査が検討されることもあります。
CTは主に骨の状態を詳しく確認する検査で、MRIは顎関節内部にある関節円板などの軟らかい組織を評価する際に用いられます。
また、口が開けにくい、顎が痛いといった症状は、顎関節症以外の病気でも生じることがあります。そのため、症状や検査結果を総合的に評価し、ほかの疾患の可能性も考慮しながら診断を進めることが重要です。

顎関節症の治療では、まず顎関節や周囲の筋肉にかかる負担を減らすことが基本となります。
症状が強い時期には、硬いものや噛み応えのある食品を控える、大きく口を開ける動作を避けるなど、顎を休ませることが大切です。また、日中に無意識のうちに上下の歯を接触させる癖や、頬杖などが顎への負担につながっている場合には、生活習慣を見直します。
顎関節症は複数の要因が関係して生じることがあり、すべての方に同じ治療が必要なわけではありません。症状が軽い場合には、こうした生活指導を行いながら経過を確認することもあります。
ただし、痛みが強い、口が開けにくい、食事に支障があるといった場合には、自己判断で我慢せず、歯科医院で状態を確認することが重要です。
歯ぎしりや食いしばりなどによる負担が関係している場合には、マウスピース(スプリント)を用いた治療が検討されることがあります。
スプリントは一般的に上下いずれかの歯列に装着する装置で、噛み合わせを安定させたり、歯や顎関節、咀嚼筋にかかる負担を軽減したりする目的で使用されます。
特に就寝中の歯ぎしりはご自身で意識して止めることが難しいため、歯の摩耗や破折を防ぐ目的も含めて使用されることがあります。
ただし、顎関節症であれば誰にでもマウスピースが適しているわけではなく、症状や噛み合わせの状態を確認したうえで判断することが大切です。使用中も定期的に状態を確認し、必要に応じて装置の調整や治療方針の見直しを行います。
顎の痛みや噛み合わせの違和感がある場合でも、原因がすべて顎関節そのものにあるとは限りません。
例えば、虫歯による痛み、歯周病による歯の動揺、欠けた歯、詰め物・被せ物の不具合などによって噛み方が変わり、顎に負担を感じることがあります。このような場合には、原因となっている歯の治療や補綴物の調整などを検討します。
一方、顎関節症の治療を目的として、原因を十分に確認しないまま健康な歯を削って噛み合わせを変えることは慎重に判断する必要があります。
大切なのは、「噛み合わせに違和感がある」という症状だけで治療方法を決めず、歯・歯ぐき・顎関節・筋肉などを総合的に診査し、原因に応じて必要な治療を選択することです。

顎関節症の症状がある方は、無意識の食いしばりや、上下の歯を長時間接触させる癖に注意することが大切です。
本来、食事や会話をしていない安静時には、上下の歯はわずかに離れているのが一般的です。しかし、仕事やスマートフォンの操作に集中しているとき、緊張やストレスを感じているときなどに歯を接触させ続けると、顎を動かす筋肉や顎関節へ負担がかかることがあります。
日中は「上下の歯が触れていないか」を時々意識し、力が入っていれば唇を軽く閉じたまま歯を離すよう心がけましょう。
また、就寝中の歯ぎしりは自分では気づきにくいため、朝に顎の疲れや痛みがある場合は歯科医院へ相談し、必要に応じて噛み合わせや歯の状態を確認してもらうことが重要です。
顎が痛い、口が開けにくいといった症状がある時期には、顎関節や周囲の筋肉へ強い負担をかけないことも重要です。
例えば、硬いせんべいやナッツ類などを繰り返し噛む、弾力の強い食品を長時間噛み続ける、大きく口を開けて食べるといった動作は、症状によっては顎への負担となることがあります。また、大きなあくびや長時間の開口によって痛みが強くなる方もいます。
症状がある間は無理に大きく口を開けず、食べ物を小さく切るなど、顎に負担をかけにくい工夫をするとよいでしょう。
ただし、自己判断で顎を動かさない状態を長く続けることが適切とは限りません。強い痛みや口の開けにくさが続く場合には、歯科医院で状態を確認することが大切です。
顎関節症は、顎関節だけでなく、顎を動かす筋肉や歯ぎしり・食いしばりなど、複数の要因が関係して症状が現れることがあります。
また、「噛み合わせに違和感がある」と感じていても、実際には虫歯や歯周病、歯の破折、詰め物・被せ物の不具合など、別の歯科疾患が関係している可能性もあります。そのため、症状が落ち着いたあとも、お口の状態を定期的に確認することが大切です。
歯科医院でのチェックでは、歯や歯ぐきの状態だけでなく、必要に応じて噛み合わせや歯の摩耗、顎の動きなども確認します。
顎の痛みや口の開けにくさを繰り返している場合は、「いつものこと」と放置せず、症状の経過や生活習慣も含めて歯科医師へ伝え、適切な管理方法について相談しましょう。

「口が開けにくい」「顎が痛い」「噛み合わせに違和感がある」といった症状は、顎関節だけに原因があるとは限りません。
歯ぎしりや食いしばりによる筋肉への負担、虫歯や歯周病、歯の欠け、詰め物・被せ物の状態などが関係していることもあります。
そのため、おおいし歯科医院では、症状の現れ方や痛みが生じるタイミングなどを確認するとともに、歯や歯ぐき、噛み合わせ、顎の動きまで含めてお口全体を診査することを大切にしています。
必要に応じてレントゲン撮影なども行い、目視だけでは分かりにくい部分も確認します。顎関節症を含め、似た症状を起こす原因を整理したうえで、一人ひとりの状態に応じた治療方針を検討していきます。
顎の痛みや噛み合わせの違和感に対する治療は、原因によって異なります。
歯ぎしりや食いしばりによって顎や歯に負担がかかっている場合には、生活習慣の見直しや、必要に応じてマウスピースを用いた対応が検討されます。
一方、虫歯や歯周病、詰め物・被せ物など歯そのものの問題が関係していれば、それぞれの状態に応じた歯科治療が必要です。
また、噛み合わせに違和感があっても、安易に歯を削って調整するのではなく、何が症状に関係しているのかを見極めることが重要です。
おおいし歯科医院では、顎だけを部分的にみるのではなく、歯や歯周組織、噛み合わせなどを総合的に確認し、診査結果に基づいて必要な対応を検討しています。
顎関節症にみられる症状や噛み合わせの違和感は、日によって程度が変わったり、一度落ち着いたあとに再び気になったりすることがあります。
そのため、症状が軽減した時点で終わりとするのではなく、顎や歯に負担がかかる要因を確認しながら経過をみていくことも大切です。
おおいし歯科医院では、必要に応じて治療後の状態や噛み合わせ、歯・歯ぐきの健康状態を確認し、お口全体を継続的に管理できるようサポートしています。
歯ぎしりや食いしばりがある方には、日常生活で意識したいポイントについてもお伝えし、症状に応じた管理方法を検討します。
「少し口を開けにくい」「以前と噛み合わせが違う気がする」といった段階でも、気になる症状が続く場合は早めに相談することが大切です。

口が開けにくい症状は顎関節症でみられる代表的な症状の一つですが、顎関節症だけが原因とは限りません。
顎関節症では、顎の関節や周囲の筋肉に負担がかかることで、口を大きく開けにくい、開閉時に痛む、顎が引っかかるように感じるといった症状が現れることがあります。
一方、親知らず周辺の炎症や歯の感染、外傷などによって口が開けにくくなる場合もあります。
「指が縦に入りにくいほど開かない」「急に開けにくくなった」「痛みや腫れを伴う」といった場合は、自己判断せず歯科医院で原因を確認することが大切です。
顎がカクカク、コキッと鳴るだけで、痛みや口の開けにくさがない場合には、必ずしも積極的な治療が必要になるとは限りません。
顎関節の音は、関節内にあるクッションのような組織である「関節円板」の動きなどによって生じることがあります。
ただし、以前より音が強くなった、顎に痛みが出てきた、口が開きにくくなった、顎が引っかかるなどの変化がある場合には注意が必要です。
音だけで顎関節症の状態を判断することは難しいため、気になる症状が続いている場合は歯科医院で相談するとよいでしょう。
顎関節症の症状は、状態によっては時間の経過とともに軽減することがあります。
顎関節症には複数のタイプがあり、筋肉の緊張や一時的な顎への負担が関係している場合には、硬いものを控える、顎を休ませるなどの対応によって症状が落ち着くこともあります。
ただし、すべての顎関節症が自然に改善するわけではありません。痛みが続く、口を開けられる範囲が狭くなっている、食事に支障があるといった場合には、原因や状態に応じた対応が必要です。
症状が長引く場合や悪化している場合は、我慢せず歯科医院を受診することが大切です。
顎関節症は経過観察で症状が落ち着くこともありますが、痛みや開口障害が続いている状態を放置することはおすすめできません。
顎が痛いために片側だけで噛むようになったり、硬いものを避けるようになったりすると、食事や日常生活に影響する場合があります。
また、口を開けられる範囲が狭くなり、歯科治療や口腔ケアがしにくくなることも考えられます。
大切なのは「顎関節症だから危険」と考えることではなく、症状の原因と程度を確認することです。痛みや開けにくさが続く場合、症状が強くなっている場合には早めに相談しましょう。
噛み合わせは顎関節や咀嚼筋と関係していますが、「噛み合わせが悪いことだけが顎関節症の原因」と単純に判断することはできません。
顎関節症は、歯ぎしり・食いしばり、顎への負担、生活習慣、心理的なストレスなど、複数の要因が関係して発症すると考えられています。
そのため、顎の症状があるからといって、すぐに歯を削って噛み合わせを変える治療が必要とは限りません。
歯や詰め物・被せ物の状態、顎関節、筋肉などを確認し、症状に関係している要因を整理したうえで治療方法を検討することが重要です。
歯ぎしりや食いしばりは、顎関節症に関連する要因の一つです。
特に睡眠中の歯ぎしりや、日中に上下の歯を強く接触させる癖があると、顎関節や顎を動かす筋肉へ繰り返し負担がかかることがあります。
その結果、朝起きたときに顎が疲れている、口を開けると痛い、頬やこめかみ周辺の筋肉が重いといった症状につながる場合があります。
ただし、歯ぎしりをする方すべてが顎関節症になるわけではありません。顎の痛みや開けにくさが続く場合は、歯ぎしりの有無を含めて歯科医院で確認してもらうことが大切です。
顎関節症の状態によっては、マウスピース(スプリント)を使用する治療が選択されることがあります。
一般的には歯列に装着する装置を用いて、顎関節や咀嚼筋への負担を管理したり、歯ぎしりなどによる歯への負担を軽減したりする目的で使用されます。
ただし、マウスピースを装着すればすべての顎関節症が改善するわけではなく、症状や原因によって適した対応は異なります。生活習慣への指導や運動療法などが検討される場合もあります。
市販品を自己判断で長期間使用するのではなく、まず診査を受けて適切な治療方法を検討することが大切です。
顎に痛みがあるときは、硬い食べ物や大きく口を開ける動作を避け、顎への負担を減らすことが基本です。
ガムを長時間噛む、硬いものを繰り返し食べる、大きなあくびをするといった動作は、症状がある時期には控えた方がよいでしょう。
また、日中に無意識の食いしばりがある方は、安静時には上下の歯を接触させ続けないよう意識することも一つの方法です。
ただし、強い痛みや腫れがある、急に口が開かなくなった、外傷後から症状がある場合などは、自宅で様子を見続けず、歯科医院などの医療機関を受診してください。
顎関節症の治療期間は、症状の種類や程度、原因となる要因によって異なるため、一律に「何週間で治る」と示すことはできません。
比較的軽い筋肉の痛みなどでは、顎への負担を減らすことで症状が軽減していく場合があります。一方、口の開けにくさが強い場合や症状が長期間続いている場合には、経過を確認しながら治療を継続することがあります。
治療では症状の変化を評価し、必要に応じて生活習慣への指導、運動療法、マウスピースなどを検討します。
症状が続いている場合は、治療期間を自己判断するのではなく、診査を受けて見通しを確認することが大切です。
痛みが強くなくても、口の開けにくさや顎の違和感が続いている場合は歯科医院へ相談できます。
「以前より口が開きにくい」「顎が引っかかる感じがする」「噛んだときに左右で感覚が違う」といった変化も、顎関節や筋肉、歯、噛み合わせなどの状態を確認するきっかけになります。
症状が軽い段階では経過観察となることもありますが、まず原因を確認することで、必要な対応の有無を判断しやすくなります。
特に、症状が長引いている、徐々に悪化している、食事や会話に支障が出ている場合には、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
おおいし歯科医院
所在地〒:埼玉県行田市栄町17-11
川越ワイズ歯科・矯正歯科
所在地〒:埼玉県川越市的場新町21−10
*監修者
医療法人結蒼会理事長 大石正人
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
池袋メトロポリタン歯科クリニック勤務
いいじま歯科(世田谷区)勤務
おおいし歯科医院 開院
*所属
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